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2011年2月

2011年2月15日 (火)

ホワイトアウトの週末

雪で視界を失って方向がわからなくなるホワイトアウト
この連休はまさに
雪・失う・わからなくなる…ホワイトアウトな週末でした。

2011_02_12

本当ならリフォームの最終的な打ち合わせをしに四国に帰る予定でした。
ところが業者の見積もりがなかなか出ず
とうとう前日になってキャンセルになりました。
折角その気になっていたのにがっかり down

キャンセルならと土曜日は気の重い雑事まで入ってますます気が滅入る。down
普通の週末ならここで巣籠もりで終わっていたのですが

Img_3101_2たまたま到来した大寒波しかも連休…
先日霧島で断念した樹氷撮影のチャンスなのかもと気を取り直し出かけました。

途中雪はどんどん激しくなり
トンネルを抜ける度
静かに降る雪の乱舞は言葉にならない感動

視界がどんどん悪くなって
とうとう高速道路は通行禁止になりました。
上の写真は高速を降りてチェーンをつけた場所で撮影した写真です。雪が激しくて本当に撮りたかった奥の岩に生える木はかすんでいます。

雪は降っているけどまだ樹氷という状態では無かったので
ホテルに到着してフロントに明日の状況を尋ねると
『今の気温は一応氷点下ですが明日にならないとなんとも』…ということでしたが

Img_31641

翌日は快晴 しかもホテルの前も後ろも山は真っ白happy02
ホテルの方もこんなに凄い樹氷はあまり見たことがないと
ハイテンションで私たちを外に誘い出してくれました。

本当は数キロ離れた登山口まで行くつもりでしたが
ホテルの裏山に立派な樹氷がついていて撮影を始めたら離れられません。

Img_3290

初めての樹氷

凍った植物

霧中になって山に入って行くと

Img_32621

誰もいない山の中で私より先に新雪に足跡がつけられていました。

野ウサギかしらcoldsweats01

キラキラ光るパウダースノーや 

雪の上に落ちる影 目を奪われる物ばかりです。

Img_33161

帰りに溶けかけた氷の結晶にも心奪われました。

このまま楽しい気分で帰れると良かったのですが

方向性を失ったまま始まった連休はこれでは終わらなかった…
帰ろうとすると携帯が無いのです。
部屋から持ち出した記憶はないのにいくら探してもない。
雪の山もドライブした道も警察にも
どこにも…ない
今私の頭の中は真っ白です。shock



 

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2011年2月10日 (木)

素敵なおもてなし

時々 ハッと自分の佇まいを正したくなる素敵な方にお会いすることがあります。
初めてのお顔会わせでしたが
古家の片付けをしに里帰りしている最中に急にお会いすることになり
作業着からバタバタ着替えて駆けつけました。
するとお着物の女性がにこやかに迎えて下さってびっくりしました。

Img_3066

私がどぎまぎしているとお着物を着慣れていらっしゃる理由や
まだ着慣れていなかった頃の失敗談などで和ませて下さいました。
明るくてお話も面白い方ですがご主人様がお話される時は
控えめながら上手に相の手をいれられる
それがまた絶妙でご主人の堅い話も軟らかく面白く
緊張している私たちが何ひとつ構えないで楽しく過ごせるように…
その様子からご主人を敬愛していらっしゃるのもわかって
本当に素敵なご夫婦だな…と思いました。
品も教養もある方の丁寧なおもてなしは感動的でした。

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内助の功…って言葉が頭をよぎりました。
我が家では『良い旦那様ですね』と言われるのは常だけれど
『良い奥様ですね』…って久しく聞いたことがない気がするので
こういう奥様に出合うとひたすら我が身を恥じます。

でもただ恥じても過去は変えられないので
せめて久々にペンでお礼状でも書こうと万年筆を探すと
どれもこれもつかないbearing
最近メールばかりだし、たまのお手紙もワープロばかりでしたから
Img_3057
数本束ねて専門店に持っていくと
『うわぁ!!凄いですね』 としきりに店員さんに言われ
手入れしていないから状態が酷いのかと思ってお聞きしたら
『これ40年以上も前のモデルです。』
『こっちも非常に古い貴重なモデルです。』と嬉しそう
へぇ~!!古い物だとは思っていたけどそんな骨董品だったとは…
後で聞くと旦那様も先輩とか親戚とか古いのを譲って貰っていたらしいです。

Img_3060 それにしても丁寧に丁寧に長い時間かけてメンテナンスして下さって、一本蘇りました。
なんか骨董品がまた命を吹き返すのって嬉しいですね
万年筆らしいブルーブラックのインクを入れて
久々にペン用の便せんも買いました。

帰って早速お手紙書き始めたら本当に楽しい。
書き損じばかりでどうやったって字は下手くそだけど綺麗なインクのお陰で心を込め具合が3割増し位になる気がします。

万年筆
なんだかはまりそうです~lovely

花の写真は茶花の好きなその方をイメージしたお花を見繕って
作って頂いたクリスマスローズの寄せ植えです。

クリスマスローズ  ベロニカ・オックスフォード
ビオラ  ヒューケラ・ミラノ  白龍 コロキア・ワイヤースターなど

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2011年2月 8日 (火)

ゴッホ展…行列新記録

九州国立博物館のゴッホ展
来週の週末が最終なので覚悟はしていましたが想像を絶する人でした。

太宰府に近づくに連れて高速から渋滞し始め1時間以上渋滞
さらに到着した駐車場は1時間待ちの看板
でもこれは30分位でなんとか入れられました。

1月の写真展の時に国立博物館の関係者の方から『まだ入場制限はしていません。』と聞いていたのですが、今日はやっているかも…と上がると

Img_30881

入場制限どころかチケットを買うのに80分待ち
もう3時まわっていましたのでチケットが買えたところで4時半?
…閉館まで30分?諦めようかどうしようか…悩んでいると
猛烈にお腹が空いてきましたcoldsweats01
実は途中で昼食取るつもりが渋滞に巻き込まれて食べ損なっていました。Img_30901

もういいや┐( ̄ヘ ̄)┌
ゴッホ駄目でも レストランでご飯
…とレストランに行けばそこも入場30分待ち
そしてそのレストランの前方には更に驚く大行列がsign03
それは入場待ちの列で入場まで80分の看板がsign01
チケットと入場…手分けして並ぶ~という考えが頭をよぎったけど
私が携帯を忘れたいたのでその選択肢はなしです。

それでも旦那様はチケット待ちの行列に並んでしまいました。
とっさに私はレストランを放棄
ここは太宰府 梅が枝餅よね~へ(´∀`ヘ)へ))
…とばかり博物館を飛び出し梅が枝餅を買いに走りました。
もうお腹空きすぎて二人ともどうかしてますcoldsweats01
(160分も待ったら 5時の閉館までに入れなかったのに)

やっと太宰府天満宮について梅が枝餅を買っていると
茶店に 前売り券あります のポスター
まさかとは思ったけど恐る恐る聞くと
あっさり買えてしまいました~
しかも80分並ぶより200円も安く
いや~~happy01
お腹空いてて良かった~coldsweats01
Img_30891

それからまじめに入場までの間は辛抱強く待ちました。
その行列の中でチケット購入の顛末を旦那様に話してると
前に並んだ女性が 『主人がチケットの方に並んでますけど、前売りどこで買えますか?』
と聞いてこられました。一応教えてあげたので旦那様にメールで連絡したみたいですが結局並んで買う方針になったようです。
ですがどんどん行列が前に進んでもいっこうに旦那様が現れないので、ずーっとメールされていました。
『携帯持っていたら同じ苦労してたかもね…』…と旦那様
私もその方のご主人が間に合わなかったらどうしようと気が気じゃありませんでした。
でも入り口寸前で間に合ってホッとしたものの館内に入れたのが4時
それからもゴッホ展の入り口まで長い行列…

やっと4時半前に入場できました。やっぱり30分しか残ってないし…
と思っていたら入ってすぐ1時間閉館を延長するというアナウンス
おかげで大勢の人がいましたがしっかり見ました。

2011_02_071 行列の話だけに長くなりましたが(;^_^A
生まれて初めてこんな行列に並んだので許して下さい。

そんなに忍耐強く並んで見たゴッホ展は
素晴らしかったです。

人の頭をよけて見るのは技術が入りましたが、行きつ戻りつじっくり見ました。

ゴッホの10年間の画家としての成長の様子がわかって興味深いものでした。

19世紀の画家の中でも一際個性的な画風のゴッホがミレーをはじめ敬愛する画家たちの絵をもの凄い熱意で模写していたことは驚きでした。
ゴッホらしい画風を確立した晩年、サン・レミ療養所の中でさえ模写を続けていたのにはさらにびっくりしました。
それでもゴッホの模写にはゴッホらしさがありました。
オリジナルも画風を確立するまでは他の画家のあらゆる要素を吸収し悩みながら融合して自分の物にしていったのだなぁ…と思える過程が時代を追うごとにわかります。

今回はゴッホが模写した画家たち
ミレー・スラー・モネ・ロートレックそしてゴーギャン更には広重をはじめ浮世絵画家まで…ゴッホを見に行ってそんな画家達の作品にも出会えたのも嬉しかったです。

また面白かったのは有名な『アルルの寝室』が再現された実物大の部屋
大好きな絵の部屋に我が家と同じテラコッタタイルが貼ってあると感動して絵をよく見たら絵のほうは板張りだったりして苦笑しました。
今回の作品で私的掘り出し物は[マルメロ・レモン・梨・葡萄]という絵でした。
一点だけゴッホの手作りの額に入れられ絵の中から額まで輝く黄色の絵の具が光のように溢れだしていました。
静物画なのにこんなに生命力に溢れ輝く絵をみたことないです。
その迫力は是非生の絵で味わってほしいのですがここの第Ⅳ章の一番左にあります。

没後120年孤独に亡くなったゴッホが
憬れた日本の田舎にこれほどの人を集め熱狂させるとは
感慨深いものがあります。
行列は大変でしたが生涯忘れられないものに出会った気がします。

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2011年2月 3日 (木)

クリスマスローズ&雪割草展

この時期になると園芸店でクリスマスローズが並びます。
最近は力を入れている店も多くなって
コレクターさんも増えているようですね

来週連休の間 クリスマスローズ&雪割草展が海の中道で開催されるようです。
去年私も行きましたがセミナーでは園芸店では聞けないようなお話も聞けて
とても勉強になりました。
勉強したことが身についたかと言うと…言葉がありませんがcoldsweats01


会期:2月11日(祝)~13日(日)の3日間 10時~16時30分

場所:国営海の中道海浜公園 水辺のレストハウス

入園料:海の中道海浜公園の入園料 大人400円、小人(小中学生)80円

201101261703365be2_2

気になるセミナーは

2月11日(祝) 13:00~15:00 
「クリスマスローズの育て方・楽しみ方」
  講師:園芸家 二又朋則氏 (久留米市・金華園)
  参加費:無料(当日受付)

2月12日(土) 13:00~15:00 
「雪割草と富士桜ほかの小山飾り」~親しみやすい山野草の寄せ植えづくり~

  講師:山野草研究家 久志博信氏 
  (国際雪割草協会副会長・NHK趣味の園芸講師・山野草大百科他の著者)
  参加費:2,500円(材料費)  定員:
先着20名(要事前申込)

  お申し込み先は 国際雪割草協会九州支部長 古賀さんまで
   
  専用ダイヤルFAXで093-603-2159
  お名前、ご住所、ご自宅の電話番号、携帯電話番号を記入
  お電話の申し込みは    
  電話:093-603-7067      携帯 : 0805-267-7067             
    

 
2月13日(日) 13:00~14:00 
「山野草のスライドショー」 ~国内外の山野草ウオッチング~

  (スイス、中国、カムチャツカ、オーストラリア、北海道、白馬岳他)
  講師:山野草研究家 久志博信氏  
  参加費:無料(当日受付)

Marryさんのブログに詳しい情報があります。

カタログはこちら

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私にとっては山野草は憧れ
粘土質の我が家では地植えが難しいのでなかなか増やせませんが
雑木の下に山野草がひっそりと咲いている庭いいなぁ…heart01

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2011年2月 1日 (火)

新燃岳噴火で眠れぬ一夜

新燃岳(しんもえだけ)の噴火に伴い513世帯、1158人に避難勧告が出され
住民が避難所で2日目の夜を迎えているというニュースを見ました。
寒い中本当に眠れぬ夜をお過ごしのことと思います。

私は偶然29日30日に恒例の足の治療で霧島に出かけました。
日程が決まった頃は火山の噴火なんて予期せぬことで
もし運が良ければ韓国岳の樹氷でも撮影できるかと思っていたのですが
今回は火山を見てくることにしました。

Img_2763

凄い煙です。
出かける前に写真の先輩から粉塵よけのゴーグルやマスクも用意したほうが
…とアドバイス貰って用意しましたが運良く風向きが反対だったので使いませんでした。

煙はどこからでも見えるのですが中々山頂が見られる場所はなくて
最初は先輩に教えて貰った溝辺パーキングエリアから撮りました。
煙と距離があるせいかぼんやりかすんでいます。

霧島でも撮影場所を探してうろうろしているとたくさん車が止っている場所を発見
もう暗がりなのに多くのカメラマンが写真を撮っています。
確かに近いけど障害物が多くて人も多い…帰ろうかなと思っていると
Img_2805_3一人のカメラマンがこちらに来ます。
何とその方はさんざんお庭でもお世話になっているIさんのご主人様でした。
奥様とはガーデニング
ご主人様とは写真で
オープンガーデン仲間では一番交流のある方です。
なんという偶然sign03 こんな場所で…
でもこの方とは北九州の山の中でもぱったり会ったことがあります。
私はあまり撮影に行くほうではないのにビックリです。
『ホテルはどちらにお泊まりですか?』と聞くとここでずっと撮影と…
氷点下を下回る寒さなのにcoldsweats02

早くホテルに帰ろうとしているヘタレな私の写真魂に喝punchを入れられました。
夜は昼には見えない赤い噴煙が撮れそうだしImg_28651

ヨシッsign01もう少し頑張る…と凍えながら雪と風の中歩き回って
ようやく撮影ポイント見つけました。
ここで根性の一枚camera ピントを合わせて
…とシャッターがおりません
凍えて感覚の無くなった指のせいでしょうか
え~っ 冗談でしょう? 根性の一枚ですよ エイッ
何度やっても駄目。どうも寒さで凍ってしまったようです。downdowndowncrying
泣く泣く車に戻って温度計を見ると-9度shock
寒さに負けてお庭も放置だった私がこんな中歩き回ったのに
シャッター切れないなんて~


夜になってもこの寒さの中Iさんはどうしているんだろうかとか
どうやったら明日シャッターが凍らないのだろうかとか
考えているうちに眠れなくなりました。
それに夜中は静かなのでゴーとかボンッとかザーッとか
火山の噴火する音がよく聞こえます。
Img_2779
昼間の写真ですがどんだけ噴煙が高いか手前の山の木でわかるでしょうか…

私は写真のことに気を取られていたけど
ここで暮らしている方たちはどんなに怖くて不安でしょう
どんな気持ちでこの音を聞いているだろうと思うと
ますます眠れなくなって、とうとう朝が来ました。

まだ暗かったけどどうもIさんが雪だるまになってないか心配で
夜明け前に熱いジンジャーティを用意して出かけました。
そしたらもうそのグループは帰った後で
一人の年輩のカメラマンがカメラを据えていました。
聞くと夜中11時から夜通し撮っていたとsign03
-9度真っ暗な中ひとりで…頭が下がります。
 
Img_2840_3 

リベンジに昨日の最後の場所に行くと若いカメラマンがもう撮っていました。
もう少し先にも良い場所があると教えられて行くと
昨日歩き回った反対側の道でした。
そこで朝日が昇るまでドラマチックな画を期待して待ちましたが
何も起こらず雪がひどくなるばかり

朝食後は樹氷を求めて韓国岳へ
Img_2852

こんな道なのにチェーンなしで恐る恐る運転しました。
途中一度横滑り防止の装置が作動したそうです。
前の車ならとっくにアウトだったでしょう。

Img_2924

樹氷ありそうな雰囲気なんですが
長靴では雪が深くて昇れませんでした。coldsweats01
実は撮影用のアイゼンを持っていたはずだったのに
去年足が悪くなってもう使えないと思ってどこかにしまい込んでわからなくなりました。
でも霧島に治療に通っているお陰で
もう使えないと思ったアイゼンをまた使いたいと思っえただけで満足しなくちゃ

諦めて帰る途中
Img_2949

鹿が顔を出してくれました。
やっと出会えた幸運

Img_29452_4この子はものおじしないのでかなり近くでアップも撮らせてくれました。

そしてやっと治療
霧島での治療は4回目です。
初めて松本先生にお会いしてから5回目なのですが、想像以上に良くなっています。

先の写真展では一週間ギャラリーで立ちっぱなしだったのに足が保ってくれました。
それで自信がついて今回韓国岳にも登ってみようかと思ったわけですが、
治療前は10分と立っていられなかったことを考えると奇跡です。

奇跡を起こしてくれた松本先生と霧島に感謝です。

治療が終わって帰り道
また昨夜シャッターが下りず悔しい思いをした場所を通ります。
旦那様に最後のおねだりでもう一度行きました。
やはり-9度強風で凄い寒さなのに
暗闇に目をこらすと何人かのカメラマンが撮影しています。


暗くなって着いた私はなかなかピントが合わず四苦八苦
そしてまたフリーズ
でも今回は一度ではめげてはいられません
旦那様のコートの中でカメラを暖めてもらって
(私のコートは中身が多くて入らないためcoldsweats01
復活させ一枚
そしてフリーズ
復活させもう一枚
またまたフリーズ
今度は短時間では復活しませんでした。
Img_30241
ピントもうまくいかないし
不自然なほど彩度が高いですが今回の写真はそのままです。

ベテランカメラマン達に比べれば根性も腕も足元にもおよばない写真ですが
厳しい寒さの中修行に付き合ってくれた旦那様と
霧島で治療をしてくれる先生に感謝を込めて残しておきたい一枚です。


最後に霧島の皆様 もしお目に触れることがあったら
たった一夜でも眠れぬ思いをした者として
心からお見舞い申し上げます。
大きな災害など起こらぬようお祈りしております。

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