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2010年11月26日 (金)

遺品の整理

今年の夏から何度か片付けていた伯母の遺品
法事のついでの一泊位では何度やってもなかなかはかどらないので
今回は4日間 片付けに専念するつもりで行きました。

遺品の整理というのは故人への思い入れが強いほど
なかなかできないものですね。
伯母がどれだけ物を大切にしていたかわかるだけに
ゴミにしてしまうのは本当に辛いことでした。
少しでも誰かに使って欲しくて貰ってくれる人を探したり
ひきとってくれる業者を探したりすることが一番大変でした。

Img_2261_2

例えば着物は、タンスに二竿近くあって数える気にもならない量でした。
親戚の呉服屋の展示会で毎年買っていた為でしょうか
手を通していない物もかなりありました。
それを姉やヘルパーさんたちに気に入った物をわけて
後は古物商に引き取って貰いました。
でも値がついたのは7~8枚で数千円
他は正絹の着物も名古屋帯も紬も無料なら引き取るということでした。
業者さんが量が多いから軽トラで出直してくるというので
値のつかなかった物の中からインテリアに使えそうな物を
思わず4~5枚抜き出して持ち帰ってしまいました。sad

それから大量にある思い出の品
私が二歳で初めて書いた絵や赤ちゃんの時の帽子
弟の算数のノート 父が自費出版した句集
高知新聞社が長寿の祖父の兄弟の特集を連載後出版した本など
捨てられないような気がする物がいっぱいcoldsweats02

結局トランクに入るだけ詰め込んで帰って来ました。
またこれが私の遺品になって子供たちの手を煩わせるかと思うと
心痛いのですがまだ決別できません。

Img_2339 伯母は節約家で几帳面なひとでしたから
使わないでしまってある新しいものも大量にありました。
新しくても欲しいと言うひとが現れなければ処分しなくてはなりません。
何でこんなに沢山の物を痛みを感じながら捨てなくてはならないのでしょうか?

片付けの合間にもう一人の伯母に会いに行きましたが
その伯母は嫁いでから一度も食器を買ったことがないと言ってました。
今じゃ考えられないことですがそれが家を継ぐ者の豊かさだったようです。
そう言えば山奥で暮らした祖父母が亡くなった時に遺したのは
僅かな着物と身の回りの物だけでした。
その頃は親から引き継いだ家をまた次の世代に引き継ぐことで
物の寿命が長く本当にエコだったのだなぁと思いました。

物と関わりなど自分の暮らしぶりも振り返ったり
いろんなことを考えながら片付けていた4日間でした。
まだいくらかは残っていますがどうにか目処が立ちそうです。

ところで今回はブログで知り合ったニコニコおかみさんのお店で初めて美味しい焼き鳥も頂きました。以前から行きたかったのですが短い滞在時間に処理することが多くて今まで叶いませんでした。おかみさんには初めてお会いするのにブログでお互いの近況がわかっていて昔からの知り合いみたいで不思議でした。しかも小学校中学校は同窓だったらしくて楽しい一時でした。
伯母の家が全部片付けば友人や会いたい人にも会えるようになる…
やっとそんな未来も見えてきました。

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日々のできごと」カテゴリの記事

コメント

叔母様は高知に住んでいたんですね!
遺品の着物も高価なものだったのでしょうが、整理する時はびっくりするような値段で引き取っていくんですね。
帯は篠笛の袋に使えるのがあれば欲しかったですね!
遺品の整理お疲れさまでした。
ニコニコおかみの所へ行ってこられたんですね!
元気をもらえたでしょう?
ブログを通じて知り合い、何かのご縁でお会いできるのは素敵な良縁だと思います。
遺品の整理も終わったようですから、これからは未来に向かって楽しい時間を過ごせるようですね。

投稿: shinobueakira | 2010年11月27日 (土) 08時01分

自分のものでも、なかなか捨てるという作業が
出来ませんが、これが思い出がいっぱいの
身内のものとなると処分に困りますよね。
着物も業者はほんとに安く持っていくみたいだし
自分でも着ないのに、タンスのこやしにするわけにも
いかないし・・・
この前、かなり色々本も整理されていたようなのに
又、増えてしまいましたね。
でも、ちょっと目処がたったとのこと
よかったですね。

投稿: ともっち | 2010年11月28日 (日) 07時10分

shinobueakiraさんへ

遺品の整理してみて、物を持つということはつくづくエネルギーのいることだと思いました。

そういえばこの前篠笛の材料たくさん手にいれられたみたいですから、また篠笛ができるのですね。
持って帰った布は袋に使えそうな気もします。
お気に召すかどうかわかりませんが、良かったらどうぞhappy01

お陰様でニコニコおかみさんにもお会いしました。
明るくて素敵な方ですね。
初対面なのに篠笛の話題でも盛り上がりましたよ

投稿: tearose | 2010年11月28日 (日) 22時26分

ともっちさんへ

物を捨て慣れてないので
捨てるには本当に覚悟がいりますね
でもたくさん捨てて少し未来が見えるようになりました。

思い出といっても使って無いものが多いと
やはり過去の時間に縛られる気がします。
未来志向になるためにも
頑張って捨てなくちゃcoldsweats01

投稿: tearose | 2010年11月28日 (日) 22時30分

お疲れ様でした。
体調は大丈夫ですか?

なんでも捨てちゃう私ですが、
遺品でルーツがわかるって、うらやましいです。
私の母方の祖父は孤児で、
そういった過去にまつわる物がないのです。

着物などは姑さんがほどいて洋服にしたりしてましたよ。
きっと素敵なものを持たれていたのでしょうから、
後ろ髪引かれるのは、よくわかります。

投稿: kiku | 2010年11月28日 (日) 23時13分

伯母様の遺品の整理、お疲れ様でした。
わたしも、母をこちらに連れて来ましたので
広島の実家の整理に帰らないといけないのに
あれやこれやあり、ずるずると先延ばしになってしまっています。
今年は猛暑だったので、暑い夏は何も出来ないと思っていましたが
秋も終わり、冬になってしまいました。
実家は、もう住むこともないので、売却に向けて
準備をしているのですが
山のような家財の整理をするのは、並大抵のことではなく、気が重いです。

投稿: みー | 2010年11月29日 (月) 14時57分

kikuさんへ

>遺品でルーツがわかるって、うらやましいです。
そうです…ね
新聞社の書いてくれた記事は
祖父たち兄弟のことが詳しく書いてあって
父や伯母が生きている時に聞けば良かったと思うことばかりでした。
kikuさんはご両親がご健在なのですから
これからまだまだいろんな事を聞けますね。

着物は洋服に比べて生地が良いので
手作り好きにはお宝に見えてしまいます。
妹にも『チャチャっと縫ったら』とつい何枚か押しつけてしまいました。(^-^;
誰がチャチャっと縫うんですかねcoldsweats01

投稿: tearose | 2010年11月29日 (月) 22時07分

みーさんへ

広島のご実家を処分されるのですか?
誰も暮らしていない家に帰るというのは
それだけでも寂しいものですし
長い間住んだ家を片付けるのは気が重いですね。
でもお母様がお元気な間にご決断されたことは
良かったのかもしれませんね。
私は伯母を見送っただけでも応えましたから
本当はもっと先延ばしにしたかったのですが
家を借りたいという人がいたので取りかかりました。
結局いろいろ間に合わずその話はなくなったのですが
飛行機を予約していたので思い切ってやりました。
物を捨てるには相当な覚悟がいりますね
次はリフォームで落ち着くには時間がかかりそうです。
みーさんもあまり無理せずされて下さいね。

投稿: tearose | 2010年11月29日 (月) 22時18分

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