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2009年3月28日 (土)

お花見のハプニング

息子が東京へ行ってしまうのでお別れ会を兼ねてお花見をしました。
高齢の伯母を連れての外出はいろんなリスクがあるのでほんの数時間のこととはいえ
数日前から場所の確認や確保・荷物や伯母の誘導の手順など下準備に結構手間がかかります。
それだけに当日のお天気が気がかりでしたが少し風はあるものの晴天に恵ました。
まだ少し早いかと思っていたけどこの数日の暖かさで急に花も開きほぼ見頃でした。

Img_3345_3 伯母と二人で車を降り私の予約した場所に辿り着くとで既に女性が三人お弁当を開いていました。たぶんこの場所が予約制だということをご存知なかったのでしょう。

申し訳ないけど床に座れない伯母のために事情を話してシェアしていただくしかないと思いつつ
伯母の歩行器をその場所に入れようとしたとたん
10cmほどの段差に歩行器の車輪が引っ掛かり倒れました。
伯母の体を支えようと手を差し出したのですがお弁当で片手がふさがっていたので無理でした。
一瞬の出来事なのにスローモーションのように伯母が地面に転がっていく様を見たような気がします。

頭の中が真っ白になって一瞬私も固まっていたのだと思います。
気付くと先ほどの三人をはじめ十人近くの人に囲まれていました。
伯母は何が起こったかわからない様子でしたがとりあえず怪我はなさそうです。
やっと抱き起こそうとしていると、二十代の男性がさっと起こしてくれました。
そして立ち上がった後も歩行器の方向に向けない伯母を抱いて摑まらせてくれました。
伯母の無事を確認すると次々に『良かったね』の声がかかりました。
安堵と人の温かさに胸が熱くなりました。

Img_3355

息子たちが到着した頃には伯母もすっかり落ち着いて
先着の女性たちと談笑していました。

その後伯母はお腹いっぱいお弁当を食べて眠くなったみたいなのであんまりゆっくりできませんでした。
けれど来年はこのメンバーでお花見をすることはできないと思うので、
花のトンネルの下を帰る二人の背中を見ながら、貴重な時間を無事過ごせたことを感謝しました。

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日々のできごと」カテゴリの記事

コメント

桜の中のお二人の後姿、とてもいい写真ですね。計算されない美しさがあると思います。
ハプニングもあったけど、心温まるお花見の風景が目に浮かびます~多忙の中、tearoseさん、お体をこわされないようにね。

投稿: kiku | 2009年3月28日 (土) 23時56分

先日のブログはご主人様の特殊部隊顔負けの勇姿eyeに爆笑happy01しましたが、今回お花のトンネルの下のお二人の晴れ晴れしい写真が少しだけ感傷的に目に映るのは、私だけでしょうか!
子供たち、それぞれ皆東京かぁ~(´Д⊂グスン

投稿: oldrose | 2009年3月30日 (月) 16時30分

お花見、晴れてよかったですね^^
伯母様と息子さん、そしてtearroseさんにとって楽しい一日として、皆さん、
折りに触れそれぞれの思いをもって思い出される一日になるのでしょうね。
最後はジーンと心に響きました。

投稿: OGC | 2009年3月30日 (月) 23時11分

tearoseさん、とても立派な息子さんがいらっしゃるのですね。
叔母様と息子さんとの写真、ほんとうにいい写真です。
それにしても、叔母様、一瞬の出来事で肝を冷やしましたね。
大事に至らなくて良かったです。
周りの方々の温かさには、ほんとうに胸が熱くなりましたね。
心温まるお花見、大切な思い出になりそうですね。

投稿: みー | 2009年3月31日 (火) 18時05分

kikuさんへ

写真お褒めいただいて恐縮です。
後ろ姿2ショットしかなくて
後でたくさん撮れば良かったなぁと思いました。

投稿: tearose | 2009年3月31日 (火) 22時12分

oldroseさんへ

いやぁ見透かされましたねcoldsweats01
本当は一コマ一コマ留めておきたい気持ちでした。←女々しいですね

投稿: tearose | 2009年3月31日 (火) 22時16分

OGCさんへ

毎年桜は咲くけれど思いは様々ですね。
何度か忘れられないお花見がありました。
OGCさんのおっしゃる通り今年もその中に入るのかも知れませんね。
OGCさんにもそんなお花見ありましたか?

投稿: tearose | 2009年3月31日 (火) 22時43分

みーさんへ

本当に人の温かさが身に沁みる春です。
いただいた温かさを恩送りできるようになりたいですね。

いろんなことが立て続けに起きて
心の中が蜂の巣状態
ひとつひとつ温かいもの・美しいもの・愛おしいもので埋めていきたいです。

可愛いねこの赤ちゃんも植物も温かいみーさんのブログもみんなみんな温かです。confident

投稿: tearose | 2009年3月31日 (火) 23時33分

巣立つ子にも、老いる人にも
優しく包んでくれた桜の花々たちですね。
ほろっと胸が熱くなる写真、ステキです。
これからも思いでの一枚になるでしょう。

歳と共に、周りの優しさが
より一層ありがたく、うれしく感じられるように
なってきますよね〜〜。
何事もなくて、良かったですね。

投稿: こーこ | 2009年4月 2日 (木) 20時27分

こーこさんへ

子供の門出
うれしいようなさみしいような
同じですね

>歳と共に、周りの優しさがより一層ありがたく、うれしく感じられるようになってきますよね〜〜。

ホントですね~。子供の頃に会いに行くだけで嬉し泣きしてくれる親戚のおばあちゃんがいました。子供心にわからなかった涙のわけがやっとわかる年頃になりました。

投稿: tearose | 2009年4月 2日 (木) 23時03分

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