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2008年9月

2008年9月28日 (日)

夏の花木①

急に涼しくなりました。冷房からやっと開放されて人間らしい生活ができるようになって嬉しいの何のcrying

更新さぼっていたらこのまま夏の花を紹介しそびれてしまいそうなので今日からやります。毎年元気に花を付ける花木も夏の救世主

ムクゲ
アオイ科フヨウ属ムクゲ 木槿、槿、Hibiscus syriacus

Img_0517 7月頃から10月頃まで咲き続ける花木です。丈夫で生育旺盛 強剪定にも耐えるのでスタンダード仕立ても可能です。

我が家では紫と白のムクゲを二本絡ませて二色咲きのスタンダードを作って楽しんだ時期もありました。
でも地植えだとどんどん大きくなって春先に形良く仕立てても花の終わる頃にはとんでもない暴れようです。それに品種によってアブラムシがつきやすく地植えのスタンダードは7年位で放棄しました。

今残っているこのムクゲは鉢植えにしてありますが色も好みだし虫もこない。二段階スタンダード仕立てもどき に仕立てています。

Img_1047

これもムクゲの一種だと思うのですが直径が3~4cmの小さな花です。画像よりもう少しピンクがかった色です。

両方とも名前がわからないのですが、種類が多くて難しいです。

家は狭いので窮屈な育て方しか出来ませんが、広い場所で列植された白いムクゲが風に揺れるのを見たときはなんとロマンチックな夏の情景なんだろうと感動しました。

 

ランタナ
クマズラ科シチヘンゲ属ランタナ 
ランタナ Lantana camara と コバノランタナ Lantana montevidensis

2501 ランタナは常緑小低木ですが冬の寒さに弱く戸外では冬場は葉を落とします。性質は丈夫でこれもまた強剪定に耐えます。

ランタナには木立性のランタナと下垂性のコバノランタナの二種類があります。
コバノランタナといえば単色の薄紫の花が一般的でしたが最近は黄色や白なども出回っていて苗ではどちらかわかりません。買う時によく確かめないと間違って植えると大変困ったことになります。

左の写真は薄紫のコバノランタナ。こういう落差のある壁面では見事な景観を作るのですね。我が家は高さ60cmほどの花壇にこのランタナ植えていますが生育が旺盛なので年に2~3度は強剪定をしています。
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他に名前どおり七変化する上のランタナそして木立性の白があります。花期も長くお花も可愛いし緑の実も可愛いし言うことなし…と言いたいところですが、コバノランタナの剪定の時の臭いだけはいただけません。
植えっぱなしでいい上の写真のような場所で伸び伸び育てたいものです。

10月4日追記

二番目の小さいムクゲは タカサゴフヨウという花だとブログをご覧になった方に教わりました。ありがたいですね。
であれば…ということで調べました。

タカサゴフヨウ(高砂芙蓉・別名ヤノネボンテンカ〔矢の根梵天花〕)
アオイ科ヤノネボンテン属 Pavonia hastata

四季咲きで温度さえあれば咲きます。性質は強健こぼれ種でも良く増えるとのこと…私はまだ4~5年のお付き合いですが一度根を張ると容易には抜けないそうです。…増やしたくない時は要注意ですね。

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2008年9月25日 (木)

海の中道 シンフォニーガーデン

9月中旬…夏の花は盛りを過ぎて秋の花を待つころ
毎日お水遣りにうんざりしながら夏枯れの庭を眺めている私にはミラクルな庭がありました。

それは前の記事でご紹介した庭。
海の中道にあるシンフォニーガーデンです。
こちらは福岡市東区の海の中道海浜公園の花のエリアの中にあります。
広場からはわかりにくいのですが迷路の裏になります。

シンフォニーガーデンは宿根草や花の咲く木の間にうまく一年草を組み合わせて四季折々の花が楽しめるボーダーガーデンになっています。先日思いがけずこちらへおじゃましましたが本当に花のない時期にこれだけよく咲いているなぁ…と驚きました。

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このシンフォニーガーデンはデザイナーのMさんがボランティアを募って、園芸技術を教えながら管理されています。このボランティア活動は今年、緑化推進の活動の模範として〔みどりの愛護〕功労者国土交通大臣賞を受賞されています。

そして私にとって驚きなのは真夏でもお水遣りは週に一度という話です。
海に近く風も強く日当りもいいので暑い夏に乾かないはずがありません。
土も保湿性の高い土というわけでもなさそうなのに、いつ来ても花が一杯
なんでぇ(・・?)
あまりに不思議なのでお尋ねすると『植物を甘やかさない』ということのようです。
毎日お水を遣れば、毎日お水をほしがる植物になる…やらなければ深く根を張って丈夫に育つ…ということらしいです。もちろんスパルタに耐える植物を選ぶということも大事な気がしますが、見たところ本当に多種多様な植物が植えてありました。

Img_10901 Img_1092

ガイラルディアと友禅菊(アスター)

Img_1096_2 Img_1098

花胡椒(夜祭)と
木立性のクレマチス(伊吹山の草ボタン)

 

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写真の斑入りのヤブランをはじめ、白竜・黒竜・熨斗蘭など丈夫な蘭の仲間が多数

そしてセージ類も元気そのもの

そう言えば別荘にバラとクレマチスを何十株と植えていて全く水遣りをしないという知人がいました。その方の庭は見たことがなかったのですが、春には満開という話は想像がつきませんでした。でもこのシンフォニーガーデンを見る限り信じないわけにはいきません。

我が家でも増えすぎた植物を家主さんの承諾を得て空き家に植えていたことがあります。植え付けの時以外は水遣りしなかったけど、そこそこ生き残って、花が咲くと通りがかりの人が花を欲しがっていました。
植物ってかまってあげられなければそれなりに底力出すものなのかも知れませんね。

   

 

最後は春の画像 最初の画像とほぼ同じ場所です。

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週一回のお水やりと月に1~2度のメンテナンスでこれだけ咲かせられたら
もう…何も言うことはありません。

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そろそろコスモスの季節です。もう少し咲いていたので月末には楽しめると思います。
花だけでなくシンフォニーガーデンはカバープランツや珍しい花木も多いし色とりどりのカラーリーフの組み合わせも参考になります。
お近くの方は一度ローメンテナンスの庭を観察してみてはいかがですか?

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2008年9月20日 (土)

お水遣り省力化作戦

夏の間毎日のお水遣りが負担になる…っていったら
え~っ!! 植物好きとか言ってるくせに…と言われそうですが
身も心も夏はヨレヨレ根性なしです。

根性なしの私に代わって夏は旦那様が頑張ってくれています。
前から申し訳ないと思っていたのですが、去年から職場が変わって帰宅が遅くなり益々頼み辛くなってきました。
このお水遣りが楽になる方法はないかといろんな試みをして来ました。我が家の悪戦苦闘の歴史を残しておきます。(まだ途中ですが)

2005年春 水栓の分岐と増設・ガーデンシンク設置

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 のんびりDIY派の我々夫婦にとってガーデンシンクは大作でしたが苦労の甲斐あって、使い勝手は上々です。(そのうち作り方も公開するかも…)
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元はデッキの上に簡単な立水栓がひとつだけだったのを、デッキのリニューアルの際に分岐してデッキの上と下に分けました。
下の管はデッキの東端まで引っ張り庭の裏側(東側)用の水栓を増設。
そしてどちらの水栓もさらに分岐してホース専用の水栓をつけました。

デッキの水栓は左のようにガーデンシンクの中で分岐して上はシンクの水栓に、下はホース用にしたことで見た目も利便性も良くなりました。

ひとつの水栓が4つの水栓に分岐されたわけで水圧が心配でしたが、同時に使うことはないので大丈夫でした。それより水栓が増えたことでホースを引っ張る長さが短くなって少し楽になりました。


2007年夏 半?自動潅水装置の設置

この年から主人の職場が変わったのと私が肩を痛めて使えないようになったので省力化が必然となり自動潅水装置を設置。

設置前にはいろいろ調べて庭の自動潅水用のホースには設置が簡単で柔らかいにじみでるタイプのポーラスパイプか にじみ出るホース “じわっと”にしたかったのに

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頼んだ業者さんが使ったことがないというので土壇場で、ドリップチューブ(30cm毎に穴の開いたちょっと固めのホース)になってしまいました。
コストはこちらが少なくて良かったのですが、なんせ狭い庭 直線で引けるところなどあまりないので曲がりにくいことは大変でした。

使用感はう~ん 油断するべからず…です。
穴の開いている位置が決まっているので庭中満遍なくというわけには行きません。
手薄なところは今までどおりです。まぁ鉢や手薄なところ中心にやればいいので時間短縮にはなったかも知れません。このチューブが駄目になったらもう一度にじみ出るタイプにしてみようかと思っています。

設置する時コンピュター制御の自動潅水装置をつけるかどうか迷ったのですが屋外では数年で駄目になると聞いたのでつけませんでした。どうせ鉢などにはやるのだから手動で水栓を開け閉めするなんてどうってことないと思っていました。でも遅く帰った日暗くなって水遣りしてると電話が鳴ってそれっきり忘れて朝まで出しっぱなしだったことがあります。
それ以来自動潅水の水栓には民芸品のペンダントがかけてあります。水栓を開けた人はこのペンダントを首から提げる…もちろん旦那さまもcoldsweats01

2008年早春 ホースの交換と使い方の工夫

ホースは今まで30mの丈夫な太いホースを使っていました。でもな~んたって重い。リールも古くなってなかなか回らないので20m以上出すと私にはしまうのでさえ一苦労でした。そこでホームセンターで売っていたコンパクトな軽量ホースに変えてみました。水量は多少減るものの水栓を増やしたおかげで今までより短いホースですみます。取り回しが大変楽になりました。

そこで水栓につけるホースの先端を逆に付けてみました。
上の写真のホースは短いホース(明るいグリーン)を水栓に取り付けていますから、水遣りの時ホースリールは水栓の近くにあります。(これが今まで)
これを逆にするとホースリールが手元にいつもある状態になります。これは軽いから可能になったことです。これで良くなった点は水栓から一番遠いエリアから水遣りを始めることによってホースを引っ張りながら水遣りをしなくて良くなったことです。
ジャングル化した我が家では、水遣りの時ホースを引っ張ってつい花首を折ったりという事故が絶えませんでした。が、逆になったことでホースを誘導する時はホースの誘導だけに専念できますからこの事故を防げます。水を遣りながら徐々にホースを巻いていくので水遣りが終わった時はホースは巻かれた状態に戻ります。
これで別の水栓の付け替える時も仕舞う時も簡単になりました。

そして週末ガーデナーへ

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こんだけいろいろやっても まだ途中…っていったいどんだけグウダラなんだぁって思うでしょう?そうですねcoldsweats01  思うように動く身体があればなぁ…

私の目指すローメンテナンス道はお水遣りも含めて週末だけのガーデナーになること
鉢があるので実際には無理かもしれませんが、そういうタフな植物を作ること選ぶことで少しずつそういう庭に変えられたらと考えています。

次回は週一回の水遣りでも見事に花を咲かせている庭をご紹介したいと思います。上はその庭で撮った写真です。

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2008年9月13日 (土)

夏の球根②

前回に続き夏に活躍してくれるローメンテナンスの球根を…

リコリス
ヒガンバナ科ヒガンバナ属 Lycoris

リコリスはヒガンバナやキツネノカミソリなどと同じヒガンバナ科の植物です。
春に葉っぱだけ出て、夏前には葉が黄色くなり休眠します。そして夏~秋に花茎だけが立ち上がり花をつけます。畦道に咲くヒガンバナと同じようにお水や肥料などほぼメンテナンスフリーなのに大変種類も多いし華やかな花が咲き、植えっぱなしでもよく増えます。前回 紹介した二つより花期は短いのですが、多少の日陰にも耐えるので木の下などに植えておくと楽しいです。

Img_1041_2 今 家にあるのは
リコリス・スプレンゲリー
Lycoris sprengeri
です。

調度今花が終わった所です。
この花の幻想的な色には、まいっています。ピンクで咲いて、散る間際には写真のように深いブルーが現れます。年によりますが今年は濃いブルーが出ました。

Img_1038_6 他に夏水仙リコリス・スクワミゲラ Lycoris squamiger)も植えていました。こちらは大変大型でゴージャスなのですが、我が家には大きすぎてお引越し。今は広々したお庭を華やかに飾っているそうです。 

リコリスにはアルカロイド系の毒があるそうです。それなのに漢方薬やお菓子にリコリスが使われてるようなので不思議に思っていました。調べてみるとそのリコリスは全く別物で まめ科 カンゾウ属 甘草〔カンゾウ〕とのことでカタカナでは同じリコリスでも Licorice 英語では発音も違いそうですね。

他に画像はありませんが同じヒガンバナ科のレインリリー(ハブランサス)とかゼフィランサス(タマスダレ)も放任…っていうか植えた覚えもないし花のない時期なんて忘れているのにメチャ元気。ヒガンバナ科は花期は長くないけど忘れていい位丈夫なのでいろいろ植えておくとちょっとお得な気分になれそう

 

ダリア

キク科ダリア属 Dalia

寒色系のピンクが多い夏の庭の中で温かいアプリコットの花を咲かせているのは名無しのダリア。ダリアは種類が多くてちょっと調べようがありません。

Img_0327_3 こちらは全く手間要らずというわけには行きませんが、毎年晩春から晩秋まで花期が長いです。真夏には少しくたびれるので7月下旬には切り戻して液肥などあげれば秋にも良い花を見せてくれます

我が家の花はオレンジ色で咲いて次第にアプリコットに、そして秋になって少し気温が下がると青みがかったピンクがほんのりのってくる…なんともいえないアンティークな彩り…気温や季節で微妙な花色の変化を見せてくれるお洒落さんです。

寒い地域では霜の降る前に掘り上げるそうですが、我が家ではずっとこの鉢で5年以上はおさまってくれています。

Img_0245_4   

その他にダリアはコンパクトタイプで花径が3㎝程度のブロンズメロディ・イタニティを持っています。今年は植え替えて場所を移したせいか元気がないので切り戻したばかりです。
これも葉っぱも花も素敵な色なので寄せ植えなどにもお勧めの品種です。

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2008年9月10日 (水)

夏の球根①

やっと涼しい風が吹き始めガーデニング再開です。
私はもともと夏バテ体質ですがクーラーにも弱くて、クーラー使用期間は息絶え絶え…
庭のお手入れができない上に最近は豪雨や異常な高温などもあいまって、近年夏にはいくつかの宿根草との悲しいお別れがあります。

そんな中にあって救世主は手間入らずな球根植物のような気がします。今日はそんな夏の球根を紹介します。

アキメネス
イワタバコ科アキメネス属 Achimenes 英名Orchid Pansy

Img_0392_5 これはオープンガーデンのゲストから頂いたものですが、年々その良さがわかって来ました。

毎年物凄い日陰に放置していた鉢から出てきたり石積みの間からひょっこり顔を出したりとんでもなく適応性が高いのです。しかも初夏から晩秋まで次々と良く花をつけます。

Img_0378_7

このほかにも白やピンクなど色のバリエーションもあることがわかりました。

これは面白いかも…

春の花の下に球根を仕込んで手間要らずで夏花壇とかできそうです。

ツルバキア
ユリ科ツルバキア属 Tulbaghia 英名Society garlic 


我が家には ツルバキア・ビオラセラ Tulbaghia Violacea と花は同じで斑入りの葉を持つ ツルバキア・シルバーレース Tulbaghia Silver Lace の二種類がある。

Img_0489_4Img_1066_5 花は初夏から秋までニラのような葉っぱから細長い茎を出して咲きます。

ビオラセラはもう何年になるかわからいけれど、年々大きくなってそろそろ株分けをしようと思っています。取りに来られる方がいらっしゃるなら差し上げますので声をかけて下さいね。

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2008年9月 1日 (月)

フラワー・アレンジメント

Kさんのお誘いでアレンジメントの教室 マルシェ・ドゥ・フルール の花展を覗いてきました。新しい感覚のアレンジメントがたくさんあって勉強になりました。

広松克子先生の許可を頂いていくつか作品の画像をアップさせていただきました。

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優しい色のダリアをポイントにアレンジされた広松先生の作品

花と蔓の流れの中に旺盛な夏の植物のエネルギーを感じます。
あっちこっちに散らしたミニかぼちゃ?が御愛嬌 なんともいえません

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こちらも先生の作品
白熱灯のスポット照明が当たっていたので本来の色がなかなか出なくて残念です。

絡めているクレマチスはの可愛らしいこと!! 篭口でしょうか…ずっと前から欲しいのに、この可憐なクレマチスを引き立てる場所が見つからなくて躊躇していました。この作品は華やかなカーネーションやガーベラと合わせてもこのクレマチスの可愛さが損なわれないことを教えてくれました。来年の楽しみが増えました。

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最後は坂井聡子さんの作品

ギボウシや百合など夏の植物の間に色付き始めたコムラサキが秋の訪れを感じさせます。抑えた色合いがなんともシックです。ナチュラルガーデンの雰囲気もあってずっと眺めてても飽きない作品でした。

気がつくと縦位置の写真ばかりで横位置のものも織り交ぜれば良かったかな?

このほかにも素敵な作品がたくさんありました。真夏の花展だけに新鮮さを保つのには大変なご苦労だと思います。私がお邪魔した時にも広松先生が自らテキパキとメンテナンスをされていました。一生懸命作った作品のメンテナンスを先生がして下さるなんて出品された生徒さんは幸せだなぁ…と思いました。

マルシェ・ドゥ・フルールの皆さん 広松先生 そして誘って下さったKさん

素敵な一日をありがとうございました。

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