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2008年7月 7日 (月)

紫陽花の剪定とその後のお楽しみ

何年かアジサイの花が咲かないので困っていました。アジサイは花後すぐ剪定しないと翌年の花が咲かないと言われるので早めに切っていたつもりなのに、どのアジサイも植えて3年位から花が減ってきてサッパリ…本と睨めっこで何芽を切れば…などと厳密にやっても今ひとつ

Img_0343 上はお気に入りの白い紫陽花 山紫陽花のような小さい花が好きで買ったのに年々大きくなって今では普通の紫陽花の半分以上の大きさになってしまいました。それでも白から淡いグリーンそしてピンクへの変化はなんとも言えません。ドライにも最適ですし日陰にも強い…はずせない花です。今年また同じような小さい花を見つけたので買ってしまいました。下の写真左が大きさの対比。右が最近買った小さい方の花。…大好きな花なのに名前がわかりません。

Img_0331 Img_0344_2

剪定の続きです。

庭のリニューアルをする為に植え替えなければならなくてある年全部強剪定したところその次の年から大復活!!何故??? 

アジサイは日陰に強いイメージがあったのですがどうも違ったのかな?強剪定した年は何もかも丸坊主でしたからどの芽にも陽が当たって次の年たくさんの花芽ができたのかもしれないと思い少し剪定を変えました。葉が密生している内側は日あたりを良くするために勢いのいい太い枝でもいくつか根元から間引きます。そして日あたりを確保したら残す枝をセオリー通りの弱剪定します。もちろん株が張って幅が大きいなら迷わず外側も地際から切ります。弱剪定と強剪定を組み合わせることで株の大きさを一定に留めながら日あたりを良くして花芽を作ろうという狙いです。

Img_0335

左は最後に咲き始めた紫陽花

これも名前がわかりません。

 

 

 

今のところこの作戦が何年か成功しているように思っています。

そしてこの強弱組み合わせた剪定はアジサイに限らず狭い庭で低木類を一定の大きさに保ちながら花を咲かせるにはとても有効な方法だと実感しています。

もうひとつ当たり前なのに見落としがちなのは、日当たりは剪定の強弱のバランスだけでなく上にある樹木の作る影にも影響されるということ。同じように剪定しているのに花つきが悪くなった時は周りの木の成長もチェックしておかなくては…

という原稿を書いた次の日…なんだかんだで遅くなった夏の剪定に植木屋さんが入りました。

初めて我が家に来た庭師の方が『アジサイも切りますか?』 と聞いてくれました。今までプロにお願いしたことはないので、試しにどうするか聞いて見ました。この時期ならバッサリ切っても大丈夫ですよ…とのこと。

うーん。それならあれこれ悩まなくても楽でいいのに…と思いつつも全部バッサリには踏み切れませんでしたので明らかにピークを過ぎた三株だけお願いしました。

この株が来年どうなるかとても楽しみ(不安も少し)です。

P1010719

ドライフラワー作りです。葉っぱは使えないので切ります。(葉には青酸系の毒があるそうなので気をつけて…)

種類によって出来るものと出来ないものがあります。

我が家ではブルー系はあまりうまくいきませんが白の紫陽花(写真ではグリーンからピンク)はほとんど失敗なしです。

アジサイの剪定については諸説いろいろあるようで私の持っている本でも2枚葉を付けて切るとか6枚付けて切るとかいろいろ迷います。詳しい本では若い株と古い株そして日あたりなどにもよると…でも何を基準にするかいいかげん決めたいし来年も迷いたくないのでまとめてみました。

アジサイ栽培と剪定のポイント確認

1 花芽は8月頃に春伸びた新梢の先にに付く

    →花が終わったらすぐ摘心 (花から2~3節下の芽の上で切る)

     この後もしすぐ芽が伸びて新しい枝がでてきても

     夏以降の新しい枝には花芽がつかない(アジサイの花芽は2年枝に付く)

     この剪定方法だと花は付くけど年々大きくなります。

     秋以降花芽を確認して花芽の上で切ると少し小さくなります。

2 思い切って小さくしたい時は落葉中に強剪定

   この剪定ではその翌年の開花になりますが小さく新鮮な株になります。

3 1と2を組み合わせると花は半分になるが毎年一定の大きさに保てる

   我が家では自然とこの方法を取るようになりました。

4 花を付けなかった枝は良く伸びるのではバランスを見て切りもどす。

5 花芽をつけさせるには夏~秋の日照が大事 

   古い枝や細い枝を切って全体に日あたり良く

6 肥料はリン酸・カリを多め寒肥で

7 花色は春先に土壌の酸度で調整

   赤花系は苦土石灰

   青花系はピートモス…我が家は青花系のみなので専用の肥料使っています。

尚 大株になれば花後すぐに強剪定をしても花芽が付くと書いた本もありました。今回庭師さんがやってくれたのはこれにあたるのかな…と思います。来年が待ち遠しいです。

ふぅ~coldsweats01来年からこれで迷わないかしら

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コメント

なるほど、納得!!
剪定のやり方勉強になりました。
強弱組み合わせの剪定、低木類に応用が
出来、剪定にも理屈があるんですね。
我が家でもやってみます♪
ドライフラワーの花の色ステキですね。春先の
ピートモス、試してみます。また一つ待つ楽しみが出来ました(*'-'*)

投稿: OGC | 2008年7月 7日 (月) 11時35分

ドライ用の花、涼しげでいいですねぇ。
剪定上手のteroseさん、いつもお手本にしてます。我が家も大好きなブルーのあじさいがあっったのですが大株に育ちすぎて狭い庭では、場所を取りすぎて去年挿し芽をして、抜いてしまいました。あじさいは、場所をとるから…とおもいながらもつい買ってしまいます。今年は、アナベルをゲット!
これも大きくなるんですよね~。もう買った時の倍以上になっってま~す。(^_^)

投稿: まゆみんママ | 2008年7月 7日 (月) 11時50分

紫陽花の栽培と剪定のポイント、とても参考になります。
庭師さんの言われるバッサリは、株元からどの位残してバッサリ切るんですか?
来年、この方法で花が沢山付けば簡単で良いですね。

投稿: note774 | 2008年7月 8日 (火) 09時07分

ogcさんへ
私も試行錯誤の繰り返しで毎年決め手がなかったんですよ。
でも今回また調べ直して少しまとまったかな…と思いました。ブログで覚書しておくと便利ですねhappy01

投稿: tearose | 2008年7月 8日 (火) 11時39分

まゆみんママさんへ
ドライ全部このままできるといいのですが、青は使えないものが出てきます。
こうやって下から眺めるのがとても好きです。アナベルは植えたままでもドライになる品種みたいですね。私は育てたことないので良かったら報告お願いします。

投稿: tearose | 2008年7月 8日 (火) 11時46分

note774さんへ
来年のためにも写真残しておくといいなと思いつつ撮り忘れていました。
後ほどバッサリ画像アップします。
note774さんのおかげで追跡調査の報告もできそうですねcoldsweats01

投稿: tearose | 2008年7月 8日 (火) 11時55分

いつも携帯のお知らせで楽しくhappy01ブログにお邪魔してます。と言うかガーデニングの受講させていただいてます。画像も素敵で楽しんでます。我が家の庭は見事にジャングル化して手付かずのお庭
happy02になってます。よそ様に持っていく訳にもいかず、誰かぁ~助けて状態です。あじさいの件も学習しました。夕方からボチボチ頑張ります!

投稿: oldrose | 2008年7月 8日 (火) 14時18分

oldroseさんへ
Bmail登録ありがとうございます。coldsweats01よほどガッツがないと夏はジャングル化避けられませんよね~。温暖化の影響か日本の夏は熱帯雨林気候になったかのような豪雨が年々多くなって…枯れるものも多いです。このまま温暖化が進むと10年後には植物が入れ替わっているかも。
oldroseさんの庭のジャングル化もエコなのではhappy01?子供たちの世代のためにもoldroseさんの許せる範囲で容認して…な~んて考えると気楽でしょ

投稿: tearose | 2008年7月 9日 (水) 00時42分

tearoseさん こんにちは
素敵ですshine感動ですweep
こんなに詳しくまとめられた紫陽花の育て方を見るのは初めてですheart02
本当に何年もいろいろ試し、失敗したり成功したりの繰り返しで今年は最悪でした。。。
で、感想はやっぱり紫陽花もお日さまsunが好きなのね…。だったのです
だって花も咲かずホントに巨大になってしまってshock
これを参考にすぐ行動に移りたいと思います。
よかったらまた遊びに来てくださいnote

投稿: ma_me | 2008年7月10日 (木) 01時11分

mameさん
ようこそ
悪戦苦闘私も何年もしていたからこそこんなのまとめたのですが、今度の庭師さんのバッサリ法だと全然悩まなくていいみたいですねcoldsweats01
タイミングが一番大事ということなのでしょうか。お互い日陰にめげず頑張りましょ

投稿: tearose | 2008年7月10日 (木) 10時20分

紫陽花の剪定拝見させて頂きました。
ありがとうございました
紫陽花とってもきれいに咲かされて羨ましいです(((o(*゚▽゚*)o)))
私も剪定を早めの7月にしてお花が咲いた所の葉2枚目の芽がある所を残しているのですが
葉っぱばかりが毎年出てきます。不思議です
もしお住まいが関東であれば庭師さんを紹介していただきたいと思います、、
私もお写真のようなお花を咲かせてみたいです、、本当に素晴らしいですね

投稿: 佑梨 | 2013年5月23日 (木) 23時09分

佑梨さんへ

はじめまして
お返事遅くなりました。
アジサイの花を咲かせること簡単に言う人もいるけど
条件によっては結構大変ですよね

関東でないので庭師さんはご紹介できませんが
この庭師さんのやったことは本当に地際15cm位にバッサリ切ったことだけです。
その翌年盛大に花がついた記憶はありませんがそれなりには…(;^_^A
今年我が家は物凄く咲いています。
去年大幅に大株をリストラしたので植え替えのためダメモトでかなり切りました。
それが良かったのか寒暖の差が激しかったことが良かったのかわかりませんが
今までにないくらいの花付きです。
とにかく日照も必要ですのでもし日当たりのよくない場所でしたら
枝をしっかり透かせたほうがいいかも知れません。
以上 私の少ない経験の中で感じたことでした。(;^_^A

投稿: tearose | 2013年5月26日 (日) 01時55分

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